OXFORD UNIVERSITY PRESS

Oxford World's Classics

Oxford World's Classics

Oxford World's Classics (OWC)は、誰もが知る有名な物語から一般読者にはなじみの薄い隠れた名作まで、古典や文芸作品の数々を100年以上に渡り提供し続けているオックスフォード大学出版局を代表する叢書です。

現在メソポタミア神話から20世紀小説の名著まで、約770タイトルを刊行しており、各作品に相応しい専門家を校訂者に迎え、原典に解題、注釈、年代記、関係書目を付して紹介しています。必要に応じ、地図や用語集、索引、図版等の付録をつけているほか、読者に最新の研究動向を踏まえた作品理解を促すべく、定期的な新刊の追加や、既刊タイトルの改版を行っています。

OWC 取扱タイトル一覧

Introducing Oxford World's Classics, bringing readers closer to the world's greatest literature.



OWC News(2018年1月24日更新)

『フランケンシュタイン』出版から200年

誰もが一度はその名を耳にしたことがある『Frankenstein; or, The Modern Prometheus (フランケンシュタインタイン、あるいは現代のプロメテウス)』の誕生は200年前の1月1日に遡ります。初版500部が匿名の作者の作品として、ロンドンの小さな出版社ラッキントン・ヒューズ・ハーディング・メイヴァー&ジョーンズから出版されました。当時、初版刊行時の標準的な仕様であった3分冊(トリプルデッカー)で発行されたこの1818年版は、著者自身によって大幅に改定された第3版(1831年出版)とは印象が異なる、よりダークでブラック・コメディの要素のある作品です。文学史上、最もよく知られる作品のひとつでありながら原作があまり読まれていない『フランケンシュタイン』ですがOxford World’s Classics シリーズでは前述の両方を揃えており、読み比べることができます。

初版の手稿を含む関連のエフェメラ資料の多くが現在はオックスフォードのボドリアン図書館のアーカイブに収蔵されています。2010年から2012年にかけボドリアン並びにニューヨーク市立図書館を巡回した展覧会、『Shelley’s Ghost: Reshaping the image of a literary family』はウェブ上にアーカイブ化されていますが、著者のメアリー・シェリー、彼女とその作品に影響を与えた両親(政治評論家で著作家の父・ウィリアム・ゴドウィン、フェミニズム先駆者の母・メアリー・ウルストンクラフト)や夫(詩人のパーシー=ビッシュ・シェリー)に関するものを含む豊富な情報をまとめており、見逃すことのできないページです。

進化の発展に対する恐れなどを盛り込んでいる『フランケンシュタイン』はその誕生以来、世界に大きな影響を与えてきました。出版200周年が、現代の文脈でフランケンシュタインとは一体何なのかを考えるきっかけとなった模様で、今年は文学のみならず自然科学の分野でも様々な催しが企画されています。ここではその一部をご紹介しておきます。

英国王立造幣局は今月3日、2018年の記念硬貨のデザインを発表しました。記念2ポンド硬貨には「Frankenstein」と「The Modern Prometheus」の文字が刻まれています。詳細については王立造幣局公式ブログをご覧ください。


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2018年2月

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2018年1月

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2018年1月

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Bestsellers---2017年7月1日から12月31日までの日本国内販売実績に基いています。

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