投資家は利益を得ながら、世の中のためになることができるでしょうか。少なくとも、それを試みるべきでしょうか？ 投資家は自身が儲けることが最優先のはず――というのが一般的な見方でしょうし、実際のところ、一部はそうかもしれません。ですが、今日では多くの投資家が、利益を出しつつ世の中に貢献したいと考えています。投資先選定の際に、従来からある財務分析と組み合わせて「環境・社会・ガバナンス（ESG）」に関わる ... 続きを読む

This selection features four stories by Conrad never before published together, displaying the full range of his work The text includes, among other stories, 'The End of the Tether', which Henry ... 続きを読む

A new edition of Virginia Woolf's third novel - her first full-length experimental work - edited with an Introduction and Notes by Urmila Seshagiri 2022 marks the centenary of Jacob's Room, ... 続きを読む

First ever unabridged translation of the entirety of Book Five of The Masnavi into English Known for its high amount of sexually explicit content, including stories about unconventional ... 続きを読む

物質には固体、液体、気体以外に、液晶、磁石、ガラス、超伝導体などさまざまな状態があり、新たなものも発見され続けています。物質が構成される原子から、どのように物質の状態とその明確な物理的性質が現れるかを理解しようとするのが物性物理学です。脳が意識を持つ一方でひとつの神経細胞はそうではないといった創発現象は、物性物理学の中心であると同時に、生物学、計算機科学、社会学など多くの分野に豊かなつながりをもた ... 続きを読む

外交交渉、商取引、利害関係が生じている中では家庭においてさえ合意点に到達するための交渉は不可欠です。交渉の概念的枠組みや技術について包括的で判りやすい概観を提供します。交渉と関わりのあるさまざまな分野を引き合いに、歴史や時事問題から最も難しい事例を取り上げ、扱いにくく面倒な問題に対する創造的問題解決や、対立関係の二者の双方を満足させる形で解決を図る方法などを紹介します。また、人の行動に関する最近の ... 続きを読む

消化生理に関する研究でノーベル賞に輝いたイワン・パヴロフ（1849-1936年）は牧師の家庭に生まれ外科医を経て研究の道に入りました。条件反射と高次神経活動の研究や、犬を使った有名な実験を含む精神現象に関する業績を概括します。パヴロフの研究には自身の経験や価値観が色濃く反映されており、探求したのは動物や人の感情や知性であり外的振る舞いではないと指摘します。チンパンジーを使った最晩年の実験の意義、科 ... 続きを読む

世界の神話を比較してみると、それぞれが民族や文化・文明と結びついていることがわかると同時に、神話には人類の創造や「神」という概念のようなテーマやモチーフが存在することに気づかされます。本書はギリシア、エジプト、スカンジナビア、アメリカ先住民、アフリカ、ポリネシア、ユダヤ、キリスト教、ヒンドゥーなどさまざまな文化圏の例を、それぞれが抱いた理想として捉え比較分析し、神話に流れる世界共通の本質・意義を考 ... 続きを読む

私たちはポスト構造主義以降、人間と文化、世界との関係をそれまでとは違った目で見るようになりました。人を主体としないポスト構造主義は、人に活動や選択の余地を与え、可能性の限界を定めるのは文化のほうであるとします。改訂新版が取り上げる思想家はバルト、フーコー、デリダにとどまらず、歴史的観点から構造主義とポスト構造主義の関係を明らかにします。また広告やクリスマスカードに印刷されたシェイクスピアから、ルイ ... 続きを読む

結び目をつけた紐を計算に用いたところからスーパーコンピュータに至るまで、電子計算機の進展と特質を概括します。計算技術の歩みを線的になぞっていく一般的な歴史の問題点を指摘し、計算、自動制御、情報管理、コミュニケーションという4つの視座をもとに検討します。情報化時代と言われる今日の発展をもたらした歴史的なできごと、さまざまな計算器具、これらの進展に寄与した人々についての知見を整理し、ユーザーのニーズと ... 続きを読む