死後に発表された『戦争論』をはじめとする偉大な軍事学者として知られるカール・フォン・クラウゼヴィツ(1780-1831年)。武器の攻撃範囲がたったの50ヤード(約46メートル)だった時代に執筆されたものであるにも係わらず、その研究は今日にもあてはめることができます。本書はナポレオン戦争で従軍した経験と、その時代の知的背景の観点から、クラウゼヴィツの思想について解説します。(cf. Military ... 続きを読む
物理学史上、ニュートン力学以来の画期的な発見として、20世紀初に探究が始まった量子論(量子力学)は、現代物理学を支える大きな柱のひとつです。微視的な物理現象の世界を、著名な理論物理学者のジョン・ポーキングホーンが数式を用いずに解説します。不確定性、相補性、デコヒーレンスなどについても検証します。(cf. Quantum Physics: What Everyone Needs to Know)
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本書は5000年以上の歴史を持つアフリカ大陸の過去を振り返りながら、これまでアフリカがどのように受け止められ、語られてきたかについてじっくり検証するものです。現在の歴史的考察が、豊富な事例を用いて解説されており、アフリカ大陸と人類の歴史の多様性について関心をお持ちの読者にお薦めの一冊です。
There is no other short book that e ... 続きを読む
For as I look deeper into the mirror, I find myself a more curious person than I had thought.'
John Ruskin (1819-1900) was a towering figure of the nineteenth century: an art critic who spoke up fo ... 続きを読む